『人が伸びる』ためには『自立心を向上させる』ことが不可欠です。

小さい頃から“与えられっぱなし”で育てられた人は自立心が弱く、常に誰かが与えてくれるのを待っているという状態を抜けることができません。

 これを学習面に置き換えて考えてみましょう。

 塾に通う動機が、「自分で勉強するより教えてもらった方が楽」、あるいは「簡単に成績が上がるんではないか」というのが根本にある子どもは特に一人で勉強できません。教科書も読まずに「分かりません」、英語の単語すら覚えずに「分かりません」と、まったくナンセンスな言葉が出てきます。

 学習したり覚えたりする方法はあっても覚えようと行動しなければ覚えられません。

 前向きに考えてから教えてもらうと、教えてもらっている途中で「あっ、わかった」と頭の中でモヤモヤしていたものが一瞬に晴れる爽快さを知ることが出来ます。

 手軽に成績を上げる方法、楽な学習方法を追い求めるよりは、まず自分でやれるところは自分でやり、分からなくなったら聞くという姿勢が大切です。

 勉強を「与えてもらうもの」だと条件付けをしていくか、「自分でやる」という条件付けを選択するかということです。

 教えられることに慣れすぎた子どもは、問題を読んでも、どこにこの問題を解くカギがあるのかを見つけ出すことは難しいでしょう。

 例えば、Aという一つの問題を教えてやればその問題は解ける様になります。しかし、A’という似たような問題は解けるとは限りません。解ける子どもの目から見ればAとA’は、同じ原理・原則を使って解く問題だということが分かります。しかし、解けない子どもは未知の問題の様に思えます。ですから、教えてもらおうとします。これを繰り返していきます。そうすると、試験に出る問題はまったく同じということはありませんから、ほとんど似た問題でも解けないという様になっていきます。ちょっと極端な例の様ですが、実際に数学や考える理科が苦手な子どもは、この様な子どもが多い様です。

新しい年も、一人ひとりの将来を見据えて、自分で考え、自分で決めることの出来る人づくりを目指して育てていきたいと思います。

Follow me!